
2013/4/25
ちょっと聞いて-お悩み相談-にご返答いたします
「血液製剤使用状況グラフの活用について」
[ お名前 ] k病院 検査科Kさん
[ お問い合わせ内容 ]
当院は昨年、病院機能評価Vr6の認定を受けた折に、臨床指標(CI)を当院ホームページに公表しようと準備を進めております。
輸血に関してこれまでは血液製剤の廃棄率を指標として作成しておりましたが、このたび4月より新潟県合同輸血療法委員会で作成していただいた血液製剤使用状況のなかの当院のデータファイルを、当院のCIとして使用させていただくことはできないでしょうか。
とても見やすく新たに加工する必要がありません。できればそのまま引用したいと考えております。ご検討のほどお願いいたします。
[ご回答]
Kさん 血液製剤使用状況のグラフを評価して頂きありがとうございました。
合同輸血療法委員長の布施先生に確認いたしましたところ、データをグラフ化して届ける本来の目的は医療機関から活用してもらうことである。もともと自施設のデータなのだから問題はない。どうぞご使用下さいとの事でした。
1点だけお願いです。「出典:新潟県合同輸血療法委員会ホームページより引用」などと表示していただきますようお願いいたします。
2013/4/8
血液製剤使用状況集計表をアップしました。
平成25年2月分の血液製剤使用状況集計表をアップしました。
◆2 月の特徴:
各製剤とも1 月より減少しているが、これは2 月が28 日間しかないためであり、実際に使用量が減少したのは赤血球製剤のみであった。
廃棄については赤血球製剤と血漿製剤の廃棄率が高い。血小板製剤の廃棄は1 施設によるものであった。
2013/4/4
重要なお知らせ
ダウンロードできる新たな情報について
3月分のデータを入力いただいた医療機関様から順に、これまでのデータをグラフ化してアップしていきます。
ぜひ院内の輸血療法委員会等でご活用ください。
詳細は「ダウンロードの仕方について」のPDFファイルをご覧ください。
2013/4/4
お知らせ
入力フォームを変更しました。
血漿交換によるFFP使用量を把握するため、入力フォームの一部を変更しました。ご協力お願いいたします。
FFP新規格製剤FFP-LR-480を追加しました。FFP-LR-ApとFFP-LR-480が混在する時期は誤入力にお気を付けください。
2013/3/19
重要なお知らせ
ホームページをリニューアルします
3/9合同輸血療法委員会でお話しした通り、入力いただいたデータを13か月分グラフ化したPDFファイルをダウンロードできるページを新設します。
データ入力においては、血漿交換で使用した分を入力いただけるように改良します。
このリニューアルを3/30・31で行いますので、3/29 PM5時よりデータ入力ができなくなります。2月分のデータ入力は早めにお願いします。データ入力は4/1に再開します。ご協力よろしくお願い致します。
2013/3/18
血液製剤使用状況集計表をアップしました。
平成25年1月分の血液製剤使用状況集計表をアップしました。
◆1 月の特徴:
血小板製剤の使用量が12 月に比べ9%増加した。廃棄率の上昇は冬期の影響か。昨年の最高値0.35%を上回る0.47%であった。赤血球製剤の廃棄量も高めである。
なお、1 月より血漿製剤の廃棄量をリットル表記に変更した。
2013/3/12
3/9「新潟輸血研究会・輸血フォーラム2013」が盛況のうちに閉会しました
参加医療機関等:58施設
参加者:140名[内訳:医師16名、薬剤師9名、看護師22名、検査技師83、その他10]
・新潟県合同輸血療法委員会はH24年新たに取り組んだ「ホームページ(HP)入力の負担軽減策」「病院カルテ(カルテ10項目、使用状況)」「適正使用の問題点⇒妥当性確認、アドバイス等」「HP更なる活用案⇒グラフ化でフィードバック」「輸血管理料は200床以上施設はすべて算定」「4地域会議からアイディア報告」
・新潟輸血研究会のワークショップでは虎の門病院の池田看護師から「認定輸血看護師としての取り組み」と題して認定制度、安全な輸血のために、認定看護師として現在と今後の活動が紹介された。
・山梨県BCの中村MRからは山梨県の合同輸血療法委員会の活動(実技講習会、I&A委員会、合同輸血への認定看護師の参加など)現在の取り組みの一端が紹介された。
・特別講演の防衛医科大学校 木下学先生は、自衛隊と大震災の復興支援にあたった際、外傷性大量出血患者には血小板輸血が必須だが入手は絶望的なことを経験。血小板代替物H12(ADP)リポソームを作り動物実験で成功。生体材料を全く用いておらず、血液型を合わせる必要はなく、感染症の危険もない。振盪保管や温度管理の必要もない上に6か月保存が出来る。さらに大量生産が可能である。大震災などで大量発生する大出血患者の止血救命に大いに役立つ事が期待されると講演された。
2013/3/11
ちょっと聞いて-お悩み相談-にご返答いたします
「輸血や血漿分画製剤の副作用について」
[ お名前 ] S病院 検査技師Tさん
[ お問い合わせ内容 ]
3月9日の輸血フォーラムは一番内容の濃いものに感じました。さて、当院では現在副作用報告について議論しています。質問ですが
Q1.血液製剤と血漿分画製剤の日赤への副作用報告基準などはあるのでしょうか?
Q2.日赤の血漿分画製剤以外を使用した場合の報告はどのようにすればよいかガイドラインのようなものはあるのでしょうか?
輸血フォーラム2013にご参加ありがとうございました。早速、ご質問にお答えします。
Q1.日赤への副作用報告基準?
A1.日赤の副作用・感染症については自発報告です。疑わしい場合は血液センター学術係TEL025-230-1770にご連絡をお願いいたします。
Q2. 日赤以外への対応?ガイドラインなどは?
A2.他社にも報告制度があると思いますのでお問い合わせください。ガイドラインとは違いますが、国への報告は独立行政法人 医薬品医療機器総合機構のホームページを参考になさってください。
http:// www.info.pmda.go.jp/ info/ houkoku.html
2013/2/22
平成24年度 新潟県合同輸血療法委員会地域ミーティングを【新潟大学医歯学総合病院会場】で開催!!
【開催日時】2/2 14:00〜16:00
【参加施設】22施設
【参加者】34名(内訳:医師5名、検査技師29名)
【共有可能なアイディア等】
〇輸血チェックシート:輸血前の同意書の取得の有無や、輸血前後のHb値、輸血前後の感染症の検査の有無などを記載。輸血療法委員会で各診療科の看護師がシートをもとに報告を行いその内容について検討、年1回、診療科に実地の立入調査を行っている。
〇輸血前後の評価用紙:伝票運用だが、輸血前後の評価用紙(副作用もチェック)を使っている。輸血療法委員会への報告は行っていない。伝票の運用体制の構築が課題。
〇病棟監査:適正輸血に病棟監査を実施。明らかに不適切な輸血の場合には輸血療法委員長が直接話をする。